雨漏り修理職人救援隊コンプリアール > 当団体概要 > 標準施工の工法
※特徴:強度に優れた合成繊維不織布に高品質の改質アスファルトを使用。強固な粘着力により雨水が侵入しにくく、優れた釘穴シール性・耐久性がある
重ねしろ:縦方向…100mm以上、横方向…300mm以上。
隣り合う上下段の重ね部の位置は2000mm以上ずらす。
200mm以上左右へ折りかける。
棟頂部から左右へ250mm以上増し張りする。
ルーフィングは必ず三重施工で!
一枚では経年により折り目に亀裂が入りそこから雨水が侵入する恐れがある
初めに谷底から左右へ、一枚ものを捨て貼りする
200mm以上左右へ折りかける
(谷部は特に雨水の量が多くなるため)
新築の場合
壁面との取り合いは壁面にそって250mm以上立ち上げる。
雨押え上端より50mm以上立ちあげて増し張りする。
葺き替えの場合
平行壁際…雨押え下まで二重立ち上げ。
流れ方向壁際…捨て水切り下に捨て貼りし 増し張りする。
●ステンレスビス51mm
瓦桟木用はマルテンサイト系を使用。
錆びやすいが強度があるため。
●ステンレスビス65mm
垂木にしっかりと固定するため長め
SUS305Jは、オーステナイト系で耐食性に優れていて、鉄成分が少ないため錆膨張しないのが特性。
ステンレスSUS305J1と同等品を使用すること、瓦の固定すべてに使用します
※ホールレス工法のため、ビスは下葺き材に接触しない。
緊結線はステンレス線
●地域により
使用する葺き土は異なる(地域の気候に合わせる必要があるため)
雨伝い防止のため、葺き土を割り熨斗瓦の幅の半分より上で熨す
冠瓦の緊結線から雨水が入り込んでいる。
その水が葺き土の凍害を導き、葺き土を砂状にしてしまう。
葺き土は熨斗瓦の半分より多く盛ってしまうと雨水が伝い、中まで水を運ぶ。また、熨斗瓦の勾配が低いと同様に水が入りやすくなるので高さが必要。
長期的強化棟工法は全体の防水加工からなる。
躯体からくる強化が屋根全体の長期的な耐災害施工につながる。