雨漏り修理職人救援隊 コンプリアール

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標準施工の工法

屋根下葺き材の施工

① 使用下葺き材

粘着層付き改質アスファルトルーフィング


カスタムライト
日新工業株式会社

アンダーガムロンM
田島ルーフィング株式会社

※特徴:強度に優れた合成繊維不織布に高品質の改質アスファルトを使用。強固な粘着力により雨水が侵入しにくく、優れた釘穴シール性・耐久性がある

② 下葺き材施工法

平部

重ねしろ:縦方向…100mm以上、横方向…300mm以上。
隣り合う上下段の重ね部の位置は2000mm以上ずらす。

棟部

200mm以上左右へ折りかける。
棟頂部から左右へ250mm以上増し張りする。

隅棟部


棟部同様の施工

ルーフィングは必ず三重施工で!
一枚では経年により折り目に亀裂が入りそこから雨水が侵入する恐れがある

谷部

初めに谷底から左右へ、一枚ものを捨て貼りする
200mm以上左右へ折りかける

(谷部は特に雨水の量が多くなるため)

壁際部

新築の場合
壁面との取り合いは壁面にそって250mm以上立ち上げる。
雨押え上端より50mm以上立ちあげて増し張りする。

葺き替えの場合
平行壁際…雨押え下まで二重立ち上げ。
流れ方向壁際…捨て水切り下に捨て貼りし 増し張りする。

瓦桟木の施工

① 縦桟木施工

45×15mmの乾燥杉
縦桟木は垂木間隔(約455mmピッチ)で施工。ビスを455mmピッチに打つ

ステンレスビス51mm
瓦桟木用はマルテンサイト系を使用。
錆びやすいが強度があるため。

横桟木施工

●45×15mmの乾燥杉
横桟木は各使用瓦の利き足寸法で打つ

●ステンレスビス65mm
垂木にしっかりと固定するため長め

軒先板金の施工

A 軒先が高い場合


板金を先に取り付ける

上にルーフィングを重ねる

板金部分の重ねは60mm以上コーキングを充填

B 軒先がフラットな場合


ルーフィングを30mm以上軒先から出す

縦桟木を軒先に合わせる

全体をカバーするように軒先板金を施工する

軒先瓦の施工


尻部二点をステンレスビス止め

桟山部一点をパッキン付きステンレスビス止め

ホールレス工法のため、尻部のビスは下葺き材に接触しない

SUS305Jは、オーステナイト系で耐食性に優れていて、鉄成分が少ないため錆膨張しないのが特性。

ステンレスSUS305J1と同等品を使用すること、瓦の固定すべてに使用します

けらばの施工


垂れ側…パッキン付きステンレスビスで留める

手先裏にコーキングを充填をする

右袖・左袖瓦…尻部に二本ステンレスビス留め

※ホールレス工法のため、ビスは下葺き材に接触しない。

桟瓦の施工


一枚ずつすべてステンレスビス留め

隅棟の鱗部材はパッキン付きステンレスビス留め

ホールレス工法によりビスは下葺き材に接触しない

棟瓦の施工

① 強化棟の施工


強化棟ステンレス製
強化棟を455mmピッチ内で設置

鉄筋を棟二段につき1本使う
(棟4段の時は2本、棟6段の時は3本)

鉄筋10mmに錆び止め入り塗料を塗布

② 熨斗瓦の施工

緊結線はステンレス線


継手面にはコーキング充填する
葺き土への雨伝いとズレ防止

熨斗瓦は各段3寸勾配以上で施工

熨斗瓦の中心で勾配を測る

③ 葺き土の施工

●地域により
使用する葺き土は異なる(地域の気候に合わせる必要があるため)

雨伝い防止のため、葺き土を割り熨斗瓦の幅の半分より上で熨す

④ 冠瓦の施工

  • 冠瓦のズレ防止のコーキング充填箇所は、水の流れに干渉しない玉口溝部分よりも下にする。
  • 冠瓦の穴にコーキングを充填し、雨水の侵入を予防。

熨斗瓦の防水が耐災害施工の重要ポイント!

冠瓦の緊結線穴

冠瓦の緊結線から雨水が入り込んでいる。
その水が葺き土の凍害を導き、葺き土を砂状にしてしまう。

葺き土の量・勾配

葺き土は熨斗瓦の半分より多く盛ってしまうと雨水が伝い、中まで水を運ぶ。また、熨斗瓦の勾配が低いと同様に水が入りやすくなるので高さが必要。

強化棟の効力を持続させるためには雨水の侵入を防ぐことが重要!

長期的強化棟工法は全体の防水加工からなる。
躯体からくる強化が屋根全体の長期的な耐災害施工につながる。

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