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宮城県の地震で崩れた棟を冠瓦で修理しました

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施工日
2021/05/18
施工場所
宮城県

宮城県沖地震(2021年3月20日)で棟を中心に被災した屋根工事を行いました。

こちらのお客様は和形の陶器瓦で施工された屋根で、今回の地震によって棟を中心に瓦が崩れてしまう被災に遭われました。

 

 

崩れた棟の解体撤去

今回の復旧工事のご紹介です。まずは、崩れた棟瓦を解体撤去します。

こちらの棟は旧工法の「のし積み」というもので、今回の地震で崩れてしまう原因となっていました。現在は地震、台風に強い「ガイドライン工法」という屋根施工を行っていますので、ご安心ください。

崩れた棟を取り外すと、棟の中に「葺き土」とよばれる土があるので、棟瓦とともに取り除きます。

 

【重要な鱗瓦(うろこがわら)の固定】

つぎに「鱗瓦」の固定をします。

「鱗瓦」とは隅棟など屋根面の形状に合わせて瓦を斜めにカットした瓦になります。鱗瓦が固定不足の場合、地震で建物が揺れたとき鱗瓦の上に載る棟の揺れも大きくなり崩れる原因となりますので、鱗瓦の固定は重要です。

平部に使われる桟瓦は瓦の重なり部分に釘留めする為の釘穴が開いていますが、様々な大きさにカットされた鱗瓦には釘穴がありません。そこでドリルで下穴を空けるか隣の瓦とコーキング(ボンド)で接着して固定することが重要です。

 

耐震強化棟の施工

次に棟瓦の施工になりますが、「ガイドライン工法」の肝となる棟補強金物を使用した「耐震強化棟仕様」で施工します。

棟を補強する金物は、部材がステンレス製の「棟金具」といい、耐久性があり長持ちする棟を施工できます。

この棟金具を建物の躯体に留め付けて瓦棟部と建物が一体に留め付けられます。

 

棟金具に木下地の芯木をビスで固定して、周りを漆喰で施工します。そして冠瓦を被せ一枚一枚しっかりと木下地にビスで固定します。

ビスはステンレス製で頭部分に防水用のパッキンがついておりビスの穴まわりから雨水が侵入しないようになっています。

 

今回は被害のあった二階屋根のみの復旧工事となり、これにて完了になります。

冠瓦による棟施工は「のし積み」の棟工事に比べ工期も早く工事金額も抑えられる屋根工事です。

 

わたしたちコンプリアールでは素早い復旧を目指しつつも、お客様の都合に合った屋根工事プランをいくつか提案させていただき、選んでいただいた工事プランに誠意をもって施工をさせていただきます。

屋根のお困りごとやお悩みはフリーダイヤルの0120-825-706までお気軽にお問い合わせください。

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