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宮城県で地震被害により崩れた棟瓦を修繕工事しました

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施工日
2021/5/15
施工場所
宮城県

宮城県沖地震(2021年3月20日)で棟を中心に被災した屋根の屋根工事を行いました。

こちらの屋根は和形陶器瓦と呼ばれる瓦屋根で、棟瓦が地震の揺れでくずれていました。

崩れた棟瓦

棟が崩れた箇所はシートに重しをのせて雨養生されていました。

隅棟の瓦修理

まずは雨養生のシートを剥がして現状を確認します。

シート養生する前に崩れた棟瓦をきれいに撤去していたのですぐに復旧作業にはいれます。

隅棟の瓦修理

屋根の形状に合わせてカットした「割り込み瓦」を外します。

この「割り込み瓦」が固定されてないと地震のときにズレ落ちて棟瓦が崩れる原因となります。

「割り込み瓦」は確実に固定しないといけません。

強化棟の棟金具

今回の修繕工事は災害にも強いガイドライン工法での復旧工事をします。

「ガイドライン工法」とは(一社)全日本瓦工事業連盟が推奨する施工法で、

従来の施工法に比べ耐震性・耐風性が飛躍的にアップした施工方法です。

野地板に900mmピッチで棟金具と呼ばれる専用の金具を取り付けます。

この棟金具により地震の揺れにも強い棟となります。

棟の漆喰施工

屋根工事専用の「南蛮漆喰」で棟瓦の土台を形作ります。

今回使用する南蛮漆喰は㈲渡辺建材の「かるA(白色)」を使用します。

「かるA」は通常の南蛮漆喰より約3割重量が軽く強い耐久性と撥水効果を兼ね備えています。

隅棟ののし瓦施工

南蛮漆喰の上に「のし瓦」をのせて対面する瓦同士、しっかりと銅線で緊結します。

銅線で互いの瓦を緊結させることで地震の強い揺れでも崩れることはありません。

隅棟瓦の横筋

さらに「横筋」として鉄筋を入れて棟金具とのし瓦の銅線も横筋に固定します。

これで耐震性はさらに強化されます。

修理した棟瓦

最後に紐丸瓦を被せて銅線でしっかり固定したら完了です。

これで地震や台風に強い棟瓦が完成しました。

わたしたちコンプリアールではお客様の都合に合った屋根工事プランをいくつか提案させていただき、

選んでいただいた工事プランを誠意をもって施工させていただきます。

屋根のお困りごとやお悩みはフリーダイヤルの0120-825-706までお気軽にお問い合わせください。

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